キャッシングの新規申込に対する審査通過率
キャッシングに申し込んだらどのくらいの確率で審査が通るのか?
これから、キャッシングやカードローンの申込をしようかとお考えの方であれば、特に気になるトピックスですよね。
そのものズバリの回答は出来ませんが、実は、一部の金融会社は、新規申込に対する成約率といったデータを含んだ情報を月次で発信しています。
プロミスの新規成約率
SMBCグループ傘下のSMBCコンシューマーファイナンスの「プロミス」が、毎月発表している「SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標」では、「無担保ローン新規申込数および新規顧客数」及び、当該数値を元にした「成約率」を発表しています。
2013年度の4月度から12月度の新規申込数、新規顧客数、そして成約率は、下記の通りです。
プロミス「無担保ローン新規申込数および新規顧客数、成約率」(2013年) | |||||||||
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4月度 | 5月度 | 6月度 | 7月度 | 8月度 | 9月度 | 10月度 | 11月度 | 12月度 | |
新規申込数 | 43,292 | 47,234 | 35,884 | 37,251 | 37,169 | 41,333 | 38,605 | 38,098 | 30,774 |
新規顧客数 | 16,779 | 18,539 | 13,837 | 14,355 | 14,811 | 16,614 | 15,423 | 15,268 | 12,280 |
成約率 | 38.8% | 39.2% | 38.6% | 38.5% | 39.8% | 40.2% | 40.0% | 40.1% | 39.9% |
参考:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標
申込者の属性を完全に無視して、単純に申込件数に対する成約率を見た場合、概ね新規申込者の約40%が審査を通過し成約に至っている事になります。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アコムの新規成約率
同じようにメガバンク傘下の大手消費者金融「アコム」でも同様のデータを探し、成約率に関するデータを取ると下記の通りとなります。
ただし、算出元の数字が、プロミスが「無担保ローン新規申込数および新規顧客数」であるのに対し、アコムが「ローン事業新規申込数、新客数」となっており、おそらく「有担保」のローンも含まれているので、単純には比較出来ませんのでご注意下さい。
また、本記事作成時には、12月度の数字が発表されておりませんでしたので、4月度から11月度までの数字となっています。
アコム「ローン事業新規申込数、新客数、成約率」(2013年) | |||||||||
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4月度 | 5月度 | 6月度 | 7月度 | 8月度 | 9月度 | 10月度 | 11月度 | 12月度 | |
新規申込数 | 31,949 | 35,501 | 27,613 | 31,651 | 33,046 | 36,154 | 34,875 | 33,953 | - |
新規顧客数 | 15,717 | 17,454 | 13,617 | 14,519 | 15,928 | 17,733 | 17,238 | 17,116 | - |
成約率 | 49.2% | 49.1% | 49.3% | 45.9% | 48.2% | 49.0% | 49.4% | 50.4% | - |
参考:アコム マンスリーレポート
アコムの場合、プロミス同様に申込者の属性を完全に無視して、単純に申込件数に対する成約率を見た場合、有担保のローン申込を含めたローン事業全体で、新規申込者の約50%が審査を通過し成約に至っている様です。
キャッシングの新規申込に対する成約率のまとめ
残念ながら、アコムは、無担保ローンだけを切り出した数値がありませんでしたので、あくまで参考値として捉えて頂くとしても、新規申込に対して概ね40%以上が審査を通過し成約に至っている事が統計から分かりました。
この数字を低いとみるか高いとみるかは人それぞれですが、私見で言えば、申込者の属性を無視しての40%であれば、かなり柔軟に審査が行われていると考えて問題ないのではと思います。
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